【東京都市大学】ISO学生委員会の活動(2012/05) 環境活動レポート

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環境活動レポート

【東京都市大学】ISO学生委員会の活動(2012/05)

記者:橋本

今回は工学院大学/環境ISO学生委員会からのご紹介で、東京都市大学/ISO学生委員会へお伺いしてきました。

住宅街の中をどんどん進み、環境情報学部のある横浜キャンパスへ!!

もともとは1998年に、横浜キャンパスが「エコ・キャンパス」としてISO14001の認証を受けたことをきっかけに発足したそうです。
大学だけではなく、学生も一緒にISO14001をマネジメントしていきたいという思いのもと、下記にご紹介する各活動だけではなく、大学側・学生側双方での活動内容の報告や監査なども合わせて行っているそうです。
 
以下、代表の川村様をはじめ、数名の委員の方にご対応いただきました。

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*ISO学生委員会ではどのような活動をなさっていますか。
⇒キャンパス内の環境維持・向上を目的としながら年間計画を作成し、以下の4つの部会に分かれて活動しています。

①環境教育部会
⇒環境意識の発信を目的として、下記のような活動を行っています。

○新入生教育
→新入生向けにISO14001の内容説明やエコキャンパス・ツアーを行っています。

○エコキャンパス・ツアー
→自然環境に配慮した「エコ・キャンパス」(※後ほど詳しくご紹介します)の案内・説明をオープンキャンパスや推薦者ガイダンス時などに行っています。

○環境講座
→横浜キャンパスのある横浜市都筑区と連携して、地元の中学生(中川西中学校)を対象に、普段の授業でなかなか教わる機会のない環境問題等について分かりやすく説明する講座を開いています。

②省エネルギー部会
⇒省エネ啓発や省エネ活動を行っています。

○電力測定
→毎月、大学で使用している電力量測定し、昨年の同時期と比べてどうだったか等を調査しています。昨年は震災があったこともあり、最大で45%の電力使用量削減を達成しました。

○省エネルギー啓発ポスター
→節電を呼びかけるポスターを作成し、学内に掲示しています。

○キャンドルナイト
→改めて電気の大切さを知ってもらおうと、年1・2回のペースで開催しています。廃油で作ったキャンドル等を使用しています。

○緑のカーテン
→学内の建物の壁面にネットを貼り、ゴーヤやヘチマ、スイカ、トマト等を育てながら、直射日光を遮っています。

③環境管理部会
⇒学内環境の管理を目的として活動を行っています。

○エコキャップ回収
→ペットボトルのキャップを回収し、ワクチンとして発展途上国へ送っています。

○econote作成
→印刷ミスや余分に印刷してしまった用紙等を資源回収ボックスを設置して回収・選別し、A5タイプのノートを作成して、無料で配布しています。省資源部会と協力して行っています。

○騒音測定
→学園祭(横浜祭)の前後に実施しています。

○放射能測定
→キャンパス内の放射能量を3ヶ月ごとに測定し、学内に結果を掲示しています。

④省資源部会
⇒省資源啓発を目的として活動を行っています。

○タンブラー普及活動
→学内のコンビニで販売している飲み物(ボタンを押して、紙コップで購入する)を購入する際にタンブラーを持参すると、10円安く購入できます。

○混在率測定
→「分別できていないゴミの量÷全体のゴミの量」で割合を測定し、きちんと分別できているかどうか毎月確認を行っています。 現在学内のゴミ箱は8分別になっていますが、それぞれで測定を行っています。

⑤広報部会
⇒半期に1度「ISO TIMES」というISO学生委員会の活動報告書を作成したり、各大学を招いて、東京都市大学の環境活動を報告する「フォーラム」を開催したりしています。フォーラムでは大学側・学生側それぞれでまとめて環境活動報告を行っています。

※その他
○3R啓発CM作成 横浜市が「G30」というゴミの総量を30%削減しようという活動に取り組んでいることから、横浜市都筑区と企画・連携して3R「Reuse,Reduce,Recycle」を啓発するCMを作成しました。

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今後も現在の活動をベースにしながら、挑戦したい活動にはどんどん取り組んでいく予定とのことです。 特に横浜市都筑区との連携が非常に興味深く、地域密着での活動も展開されているので、今後も楽しみです!!

キャンパスの様子は下記添付ファイルよりぜひご覧下さい★

東京都市大学/川村様をはじめとした皆様、本当にありがとうございました!!

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