【桜美林大学】2014環境報告書学生編集委員会(2014/07/11) 環境活動レポート

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環境活動レポート

【桜美林大学】2014環境報告書学生編集委員会(2014/07/11)

記者:瓜生

桜美林大学 環境報告書学生編集委員会に行ってきました。

今年の環境報告書の見どころ、『編集委員会 桜美林エコおススメ』を中心に、環境報告書 5周年を迎える学生編集委員会の皆さんにお話をお伺いしてきました。

写真 左から、高橋さん、岡崎さん、小泉さん、山下さん。とてもチームワークの良い4名です。

高橋さんは、大学院2年生。環境報告書学生編集委員会に参加するのは昨年に続き2度目です。
他の3名は、初めての参加となります。
今年は、この4名で5月にスタートし、学祭で披露できるよう10月完成を目処に製作をしています。

環境報告書学生編集委員会に応募されたきっかけを教えてください。
岡崎さん(大学2年生):本が好きで編集作業をやってみたいと思い、応募しました。

小泉さん(大学2年生):藤倉先生の授業の中で委員会の存在を知り、先輩からも話を聞き参加を決めました。

山下さん(大学3年生):大学で、環境とメディアを専攻しています。委員会では、環境について学べるし編集作業もできるので、希望しました。


今年の環境報告書の見所を教えてください。
今年は、全面フルカラーになります。環境報告書を読んだ学生からの要望が多かったので、発行部数やページ数を調整し、予算をやりくりして頑張りました。また、グラフを多めにして、見やすくなるよう工夫をしたいと考えています。
ミーティングでは、付録をつけることも検討しました。とにかく、沢山の人に興味を持ってみてもらいたいという想いからです。結局、付録はつけないことにはなりましたが・・・。
その他の見所として、「花暦(はなごよみ)」があります。植物の先生にご協力いただき、キャンパス内でどの時期にどんな花が咲くかを載せています。皆さんに、キャンパスで四季を感じてもらえたらいいですね。


環境報告書は、どこで手に入れられますか?
配布先は、保護者会、オープンキャンパス、子供向けのサイエンスイベントで配布しています。HPからもダウンロードできるようにしています。学内では、ラックに設置し自由に持っていけるようになっています。
昨年は、スクールバスにポスターを掲示し、『環境報告書』の存在を知ってもらえるよう告知に力を入れましたが、まだ課題の残る部分でもあります。


環境報告書づくりで大変なところはどこですか?
山下さん:事前に勉強しなければ、インタビューで質問できないですし、書きながら聞くことは難しいな~と感じます。

小泉さん:相手にわかりやすく質問することも大変でしたが、話がそれてしまうと修正できなくなります。状況に応じてインタビューを進めることが大変でした。

岡崎さん:学内で節水型トイレに変えたトイレを見に行き、報告書をまとめました。その際、節水型が従来品と比べて、どう違っていて、どう優れているのかなど、分かりやすくまとめることが難しかったです。


藤倉先生にもお話をお伺いしました。
環境問題に力を入れる中で、学内でどのように活動されていますか?
藤倉先生:本学は残念ながら、大学内に環境マネジメントシステムがないので、施設管理部門だけで取り組みを行っていて、その状況を教員も学生も知らない、という状況でした。
キャンパスを題材に、学生が一緒に環境問題を考え、環境活動に取り組み、皆に分かりやすく、興味を持ってもらえるようにするにはどうしたらよいかを考えました。その方策として、現状を報告書にして、学内だけでなく、保護者や近隣の方々にも分かるようにして見える化することとし、2010年度より環境報告書の作成を開始しました。環境報告書には、学生に編集に参加してもらうほか、学生の感想なども入れて読みやすくしています。


環境報告書学生編集委員会『桜美林エコおススメ!!』
高橋さん:エコの観点からすると維持するエネルギーが小さくて済むので、学内の面積が小さく、学内が
      コンパクトにまとまっていることは、桜美林大学のエコの特徴です。

山下さん:生ごみ処理機です。学食で出る調理くずを生ごみ処理機で肥料に変えていて、さらに学内の
      農業サークルが有機農業に利用し、野菜作りをしています。

小泉さん:国際協力研修プログラムです。学校のカリキュラムとして、学部や専攻を問わず、途上国に行き海外の
     現状を実体験し、また、NGO団体の活動に参加できるところです。
      
岡崎さん:FACEというフェアレード商品などのエシカルを広める活動をしている団体です。
      この団体は、学内でフェアレードの洋服なども販売しています。


後記:大学のHPに電力の見える化をしたり、環境報告書を毎年制作したり、環境活動に力を入れている
   桜美林大学。編集委員会に参加することで、環境活動に目を向けるとともに、編集作業を覚えるだけでなく
   「インタビュー力」「コミュニケー ション力」 「チームワーク力」を身につけられるのだと思いまます。
   編集委員会での活動は、報告書として形に残り、一生懸命制作したことは心の中にもずっと残り続けるの
   でしょうね。今年は全面フルカラーになるということで、今から完成が楽しみです。


 

フォトギャラリー

ミーティング様子①

ミーティング様子①

左_藤倉先生

左_藤倉先生

屋上緑化

屋上緑化

ミーティング様子②

ミーティング様子②

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